天体アトリエ

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【10年前を振り返る】『天体アトリエ』創立のルーツ 2011年7月~8月

はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

Si-Ha-(しーはー)!!

七ヶ霜 椎ノ(ながしも しいの)です

 

天体アトリエ誕生&CGクリエイターを

目指すことになったきっかけまでの

私のリアルの出来事を10年過ぎる頃にに書くことにした

『10年前を振り返る』シリーズ

 

今回 私のSNSの原点となる

はてなが20周年を迎えるので

はてなインターネット文学賞に応募します

改めておめでとうございます

 

前回の震災の話の続きから

理想の絵柄の発見板タブデビュー『天体アトリエ』の由来

について語っていきます

長くなりますがよろしくお願いします

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※2019H=2019年平成 2019R=2019年令和

 

 

震災後の3ヶ月間

新しい環境になった 時々地面が大きく揺れることもあった新生活

クラスの半数がガチのギャルとかヤンキーっぽい人だったけど

半端にチャラチャラした私には優しくいい人ばかりだった

 

でも 過去のトラウマのせいで

自分から喋る勇気なんて無いから

相手から話しかけてくれない限り

孤立している状態だった

 

2011年1月からハマり始めたラノベに相変わらずドハマりしてる

昔はあまり漫画やアニメ ゲームの絵柄に興味なかったのに

この時代の絵柄は自分にとってだんだん受け付けやすいものになってた

 

漫画やラノベやアニメ ゲームに登場するキャラクターも

いつの間にか模写もするようになってた

 

春休み前 うごメモはてなに投稿した二次創作の動画がバズって

少しずつ生きる意味を見出し始めていたし

 

けど 何も資料を見ない状態で描くと下手に見えて

ゴールも見えることなく イラストはあくまで趣味の範疇でしかなかった

オリジナルで描いて投稿してる作品は誰も見向きもしてくれないし

 

クラスで孤立してる中【漫画研究部】に入部した

同じ趣味だし、そこから人間関係を築けばいいと――

 

でも 全然画力上がらない

初めて使うコピックも色の使い方がイマイチ分からなくて挫折

部員とも趣味が合わず 会話も弾むことも無かったので

 

たった3ヶ月で辞めた

 

 

7月某日

7月から放送されるアニメをチェックする時期になった

私はアニメから入って面白ければ原作を取る人間だったので

ここを逃せば流行の後れを取ってしまう

 

 その中でも気になっていたのが

 

神様のメモ帳だった

 

なぜか初回1時間スペシャルだったことから

同じ電撃文庫で同時期に放送していたロウきゅーぶ!よりも

期待されているのだろうか?

 

 『神様のメモ帳』は

主人公の高校生・藤島鳴海(ふじしま なるみ)が

クラッキングを得意とする少女・アリスを中心に

ニートで構成されている『ニート探偵事務所』の助手になる

薬物や暴力団関係等の事件の真相を

解決いていくストーリーだった

 

電撃にしては『デュラララ!!』並みに意外で

趣味がオタクっぽくない私でも見やすい内容で面白かった

 

原作も欲しくなって気になっていたので

TSUTAYAに行って初めて目にした

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帯は取らない派 いつ買ったのかはっきり分かるから

原作のアリスも可愛い!!

 

透明感あって女子でもウケそうな絵柄で

美術館に飾られてそうなタッチで新鮮!!

 

顔パーツもデフォルメすぎずリアル過ぎずな感じでちょうどいい!!

 

漫画・ラノベ・アニメ・ゲームのイラストを見て

ここまで吸い込まれたことがあっただろうか?

 

イラストを描いている人の名前を確認した―――岸田メルだった

 

見えた!! 理想の絵柄が ゴールが!!

これだったんだ

 

この人はSAIで描いており

「迷子通信」というホームページでも活躍していることを知った

また 顔もイケメンなのに謎のコスプレをすることでも有名で

『残念なイケメン』としての一面も笑えた

 

 

8月中旬某日

理想の絵柄を見つけることができたが

デジタルで描かなくてはならないことに気づく

 

アナログにしても 現時点での画力では

フルカラーでの表現が上手くできてない

 

家族共有パソコンで『Pixia』という無料ペイントツールを使って

マウスで描いてるが やっぱり板タブが欲しくて我慢ならなかった

ベジェ曲線で線画 塗りはエアブラシでやっても理想からは遠すぎた

 

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自分が書いてた小説の登場人物です


 

 

お盆休みになって実家から遠くにある父親の祖父母の家に泊まった

冬になると雪が積もって行きづらくなるため

お年玉と誕生日祝いはこの時にもらうことになってる

 

実家に帰ってきてから 貰った封筒を開けて

小銭しか入ってなかった財布にぎっしり札が埋まった

 

これで板タブが買える!!

 

8月17日

電気屋まで車で連れて行ってもらい ついに板タブを手にした

これをきっかけに だんだん今のように

イラストをデジタルで描くのがメインになっていくのだった

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これが初代板タブ

Wacom ペンタブレット Mサイズ  Bambooコミック CTH-661/S1

今は壊れて使ってません

 

 

8月下旬某日

夏休みが終わりに近づいていた

ついに手に入れた板タブだが 全然慣れることなく

1作品描き終えるのに1週間かかっていた

 

部活も辞めたし 学力成績もクラスで2位取ったしで

学校関連でやることは特にない

 

板タブの練習以外にやることがなく暇だったので

気になったことや喋りたいことをはてなダイアリーに書くことにした

 

時々ゲームの攻略を見るためにネットサーフィンをしているが

やはり気になっていたのが

 

サイトの一番上に画像を載せていた」ということだ

 

デジタルが慣れたら自分のはてなダイアリーにも

他のサイトみたいに自分の描いた

イラストを載せることができるんじゃないのか?

 

オリジナリティ溢れる素敵なページに――

 

そういやタイトル決めてなかった

タイトル自体どこで変えるか知ってたけど 適当なタイトルだし

もっと素敵なタイトルにしたいなぁ

 

当時は岸田メル先生に憧れていたというのもあった

なので 原作の神様のメモ帳の挿絵や花咲くいろはなど他作品

迷子通信にある絵を見てインスピレーションを固めみた

 

自分のはてなダイアリーのページは全体的に黒くて地味だった

あの暗さが自分のイラストで埋められたら―――

 

アリスの部屋みたいに電気付けてないけど

たくさんのモニターで多少は明るくなっているあの感じ

 

しかも 再放送で見ていたドラマ「救命病棟24時(第3シリーズ)」の

エンディングのPVが好きだった

ドリカムの「何度でも」をバックに

東京の夜景(だっけ夕方だっけ?)を空から見ているあの感じ

 

重なる 

暗い場所の中に微かな光が点々と灯っているイメージ

―――星空だ

 

あともう一つ「迷子通信」みたいに単語をくっつけたい

メル先生が携わってた作品で「ロロナの、『アトリエ』……

 

そもそも語彙力無い系のコミュ障な私には

「アトリエ」の意味なんて知らなかったので検索

“atelier” フランス語で工房と……作業場!!これだ!!

 

星空だと……うーん「天文?」「天体!?」

 

「天体アトリエ!!」

 

すごくしっくり来て自分にふさわしいサイトのタイトルが決まった

当時はなんとなくだけど

 

今となっては そうじゃないことがわかる

 

生きる意味を失っていた自分には何もなくて真っ暗だった

そこにPCでイラストを描いて投稿することで 

真っ暗な空間に微かな光が生まれる 何も無い自分じゃなくなる 

 

このはてなダイアリーが自分のプラネタリウムそのものになる

そんな気がしたからこのタイトルにしたのだと思っている

 

いつ「天体アトリエ(以下「天アト」)」を創立したのかは覚えていない

 

板タブを買ってデジタルでのイラストを

本格的に始めたから8月17日を創立日にするか

 

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箱に貼ってあったから覚えてた


 

 

あれから10年間を振り返る

翌年 2月頃からアルバイトを始めて

 

6月頃 ついに12万円かけて自分専用のPCと共に

メル先生を含めプロの絵師が使っている「SAI」も手に入れた

 

ようやく理想に近づくための準備が完了したといえたと思い

pixivTwitterも始めた

 

1年間Pixiaでやってきたことの総復習として

初めて「サイトの一番上の画像」ではなく「ヘッダー」を描いた

 

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初めて描いたヘッダー

この頃タイトルは文字で表示していたためロゴはない

下手なりにも天アトのキャッチコピー

最初は何もなくて暗いけど 描いた作品をたくさん貼ることで

星空のように輝く場所!!」を全面に表現できたはず

 

ここからヘッダーを毎年描くことが恒例行事となった

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2013ヘッダー

 

2013年度ヘッダーの出来は最初と比べ物にならなかったくらい反響を受けた

 

2014年辺りから全然バズらなくて

はてなダイアリーの「天体アトリエ」を消して

アメブロに移動した

 

ペンネームもほぼ本名をコードネーム化したものから

七ヶ霜 椎ノ(Si-non)」に変えたし

 

それでも足掻き続けて

ここでの活動経験を生かして

本名で出場したイラストのコンテストで2回入賞した

 

ロゴデザインできるくらい成長もしたし

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2017年頃制作した

 

Twitterで募集してみたことで

アイコンの依頼からボカロ曲のPVのイラストまでやってきた

もちろん 「天アト」もずっと続けながら

 

やっぱり不慣れなせいか

人間関係はすぐに崩れてしまうところがあった

心も病むことだってあった

 

あれから10年経とうとしている時

10周年記念作として描いた

2021年度ヘッダーが7月25日に完成した

 

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2021ヘッダー

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2021ヘッダー全体像



10年間本当に大変だった 全然楽な道のりじゃなかった

でも これが最後なんかじゃない まだ何も夢を叶えていないのだから

 

理想の絵柄にも届いてないけど

自分の得意を生かせた感じにはなってる

 

10周年を一人で祝ってるような人から変わりたい

数少ないけど私と関わってくれた人たち 

関わっていないけどこのブログを見てくれた人たちみんなに感謝したい

10周年まで続けられたのはこの人たちのおかげだって

 

それと9年前の自分が宣言したヘッダー制作を

「毎年恒例にする」という約束をずっと果たした

これまでの自分にも―――

 

 

この「天体アトリエ」は

「自分一人のプラネタリウム」ではなく

 

自分が死んでも永遠に輝き続ける

「みんなが見てくれる宇宙」にしたい 

 

【完】 

 

今回で【10年前を振り返る】シリーズは最終回になります

最初から読んでくれた方は嬉しいです

 

読んでない方は以下から【10年前を振り返る】シリーズをご覧ください

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