アスクシクス Asksix
4000万年後の姿
北極地域集落のリーダーを務める。元々、ただのホッキョクウサギだったが常に生き抜くことを考え続けて4000万年生き続けた結果、人間のような知的生命体に進化した。
人間っぽい姿に変化したばかりの時、前世の記憶を思い出した。
転生前は可能性を司る神・メイフで、人間たちに新しい文明を発明する才能を与えたといわれている。
実際に起こりうる低い可能性を引き起こすことができる能力を持つ。
生まれたばかりの姿
500万年後の姿
アスクシクスはホッキョクギツネやホッキョクグマといった天敵に対して考えた結果、逆に迎撃して捕食することで脅威を無くすことに成功した。元々、ホッキョクウサギは魚も食べる雑食動物でもあることからこの発想にたどり着いた。
500万年後には銃を使う人間相手にも対抗できるように跳躍力を上げ、銃弾に近い威力で石ころを蹴るようになった。当時はIQが一般のホモサピエンスの3/4でコミュニケーションもとるようになる。
ラフ
登場作品
2021年度ヘッダー
テーマ:「天体」×「貴重」
天体アトリエ創立10周年記念作品
『「あたりまえ」なものなんて一つも存在しない』
北極集落のリーダー・アスクシクスは訪問してきたセブンフロストに言った。
日頃失敗ばかりでやっとの思いで成功しても、「あたりまえ」という言葉で決めつけられたから、まったく自信が持てず、わずかな可能性も見えず、小さな成功にも気づかなくなっていた。
どんなに頑張っても報われない時があるけど、いつも成功しているすごい人でも失敗する時がある。
と、考えてみたらどんなことも可能性は0%じゃないような気がして自分が持っているものに目を向けることができた。
自分が持っている才能も環境も人間関係も、当然のように誰にでも手に入るものじゃない。
自分が持っているものを誰かのために使えた時、初めてありがたみを感じるこの思いを伝えたかった。
セブンフロストは自分が生まれ持った『霜が付く程度に凍らせる』能力を孤独にする呪いだと思っていたが、誰かを助けるために使える能力だと気づくことができた。
アスクシクスとエイトフロストと協力しつつ、隕石による北極集落滅亡を防ごうと自分の存在価値を証明しようと抗う姿を一枚に収めた。