天体アトリエ

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【10年前を振り返る】病気だと言われても遊びたい!! 2010年2月11日

10年前を振り返るシリーズ第三弾です

 

まず、初めて読む方に

書くことを決意した理由をお伝えします

 

 

ある出来事が起きてしまい、

10年前に部活を退部した時と同じくらい絶望的だなと思い、

号泣しながらまた同じことを繰り返したくないと

釘を刺すために書くことに決めました

 

以降は、天体アトリエ誕生&CGクリエイターを

目指すことになったきっかけまでの

私のリアルの出来事を10年過ぎる頃にに書くことにしたのです

 

前回、前々回読んでない方はアメブロになってしまいますが

こちらからお願いします

ameblo.jp

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昨年の10月19日

私は自分一人の努力で栄光を掴む快感を味わった

 

約3年くらい前に記憶と積み重ねてきた努力を

事故かストレス過多で失ったらしい

 

かつては、運動は全然できないけど

学力に関してはずば抜けた才能があったらしい

さらに一度絵画も入賞したことがあり

多少芸術や閃きの才能もあったらしい

 

趣味はこれといったものはほとんどなく

ポケモンはずっとやっていたのだとか

 

というかすかに残った栄光の記憶と

今のギャップに絶望を感じ

一度は自殺も決行したほどだが

 

そんな絶望も吹き飛ぶような快感を味わっている

 

なぜか最近ハマり始めているAKB48の影響か

自分の周りの雰囲気もすごくよくなっていた

 

二学期の期末テストは

あの革命を起こした二学期中間ほどではないけど

順位が最低でも半分よりは上はいけて安心している

 

自殺未遂と部活の退部直後とは

真逆のような学校生活を送っていた

 

それに2月の建国記念の日は友人と

ROUND1で遊ぶ約束もしてワクワクが止まらなかった

 

 

ある3学期の時だった

家に帰った時、いきなり母親から残酷なことを告げられた

 

「実はあんた『自閉症』だったんだよ」 と

 

いきなりそんなことを言われても

アホになった自分からしたら

めったに聞かないしピンと来ない単語だった

 

 

聞いた後整理すると

 

・病院の発達検査で『自閉症』に引っかかった

・だから、幼稚園は年中から入った

・幼稚園が終わった後は発達教室や病院に定期的に通っていた

・小学校は特別教室がある2番目に近い小学校に行く予定だった

・その小学校の体験入学で教師から「大丈夫」と認められ、

辛うじて普通の一番近い小学校に行けた

 

とのことらしい

 

最大のデメリットは

「人と関わることが難しく、就職するのが厳しい」

 

じゃあ、なんで頭がいいなんて言われてきた!?

離れられる前のあの友達はどうして自分を友達として認めてくれた!?

元から学力あって高いIQを持っていたのも嘘だったのか!?

 

記憶を失っている自分からしたら

失う前の自分が遠い神のような存在だったのに……

 

―――そうか、『努力』したから?

物心なんてものも持ってなかったかもしれないけど

最初から栄光の存在になれたわけじゃないんだ

 

頑張って得た才能が、大切なものが

なんで失わなきゃならないの?

 

せっかく楽しくなりそうだったのに

また、心に傷が入った

 

しかも、2月11日

幼いころにお世話になった病院で検査を受けるのだという

 

遊ぶ日と被っていたのだ

 

絶対に遊ぶと決めていたから、

それに、自分は努力すれば

ハンデを背負ってない普通の人にも勝てるんだ

ってことを知っている

だから、病院で発達の検査なんて御免だった

 

また、逃避行の計画が頭の中で議論し始めた

逃避行なんて自殺未遂決行以来だった

 

ほんと、この学年になってから悪いことばっかりしてる

教師からよく真面目って言われるのが嘘みたい

 

まず、家を出る時間は朝4時がいい

でないとあの時のように警察に見つかれば捕まる

 

で、捕まらないように隠れられる場所……

あの林がちょうどいい!!

それで、集合するのが朝9時くらい?だったかな

それまで、林の中で暇つぶしだ!!

 

みんなガラケー持ってるけど

私は幸い持ってないからバレても

電話かかってこないし大丈夫――――

 

と、思考回路が悪知恵の方向へ加速していって

 

遊びに行く当日、2月11日

 

ついに決行した

冬の朝で耐えるのはかなり寒かったけど

ただでさえ暑がりだし、ラジオやゲームで暇つぶしできたから

意外とあっという間に集合時間に近づいていた

 

自分の身と同じように隠してあった自転車に跨りLet's Go!!

 

何事もなかったかのように平然と友人たちに会って

スポッチャではしゃいで、最後はゲーセンコーナーで終わり

本当は病院に行かなければいけなかったことさえも忘れて

楽しい祝日に塗りつぶされていった

 

サボりは普通の休日よりも2倍ウマいっていう

禁断の味をすでに覚えているからだ

 

夕方になって自宅に帰ってきたら

両親が悲しんでいるような怒っているような

どっちなのか分からない表情で

 

「どこ行ってたの!?」

「心配したんだぞ!!」

 

と、やっぱ怒った

もう、短気なんだから

 

こうしてすぐに怒る両親だったから

かつては常識を植え付けられた

真面目キャラにならざるを得なかった

そのせいもあって、自殺未遂で失踪して家に帰されたときは

ぐっと締め付けられるものを感じた

 

でも、二度目の家出だったせいか不思議と何も感じなかった

 

「友達とROUND1で遊びに行ったよ」

 

だって、自閉症ですなんて告げられて

「はいそうですか」なんて言ってられないもん

 

そもそも普通の小学校・中学校に送り出されても

普通に楽しんでるんだからさ、別に行く必要ないでしょ

 

かつて、親友だったあの人と一緒に遊んでいた時のような

自分らしさを取り戻しつつあった

 

今あるルールが必ずしも正しいとは限らない

ルールを破ってまで守らなきゃいけない

もっと大事なものがあるかもしれないから

 

きっと将来こういった行動が役に立つんだろうね

 

真面目に生きても何のメリットも無い

受験は余裕で入れるレベルの低い高校でいいや

 

それで、レベルの高い高校では学べない

学力よりももっと大事なことを学びたい

 

これからも何かで悩み続けるかもしれないけど

自分のように弱い立場に置かれて困っている人でも

上に行ける道を作っていきたい

 

これが、逆転勝利を目指す人生の原点だったのかもしれない

んじゃ、うごメモで遊ぶか

 

『ケロッ』

 

 

次回は4月に続きます

 

友に託した桜の栞、そしてデジタルの絵画の世界へ――――